左見右見
図書館でふと目に着いた「左見右見」という本、面白いタイトルに惹かれ借りてみた。この四字熟語の意味は「あっちを見たり、こっちを見たりすること」だと思うが多くの四字熟語を独特の解釈で、読者に問いかけているエッセイ集だ。
例えば「右往左往」の章では、「東奔西走」と並べてユーモラスに言葉遊びをしながらその解釈でいいか我々に問いかけている。
「七転八起」の章では「七転七起」なら分かるがなぜ「起」が一回多いのだ、とか・・・
何気ない言葉の中に潜む違和感を見逃さず、それをユーモアに指摘する著者の感性なんだかひねくれもののワタシに共通するところがあり納得。
また、肝心のタイトルの「左見右見」という言葉のエッセーがないのは、お前も俺と同じように考えてみないか、と言っているようだ。
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